答志島架橋に関する一般質問

鳥羽市議会

「平成21年12月」第4回定例会 12月7日 浜口一利議員

浜口一利議員
お許しを得ましたので、ただいま議題となりました請願第5号、離島架橋の早期実現に関する請願につきまして、趣旨説明を申し上げます。
 提出者は、鳥羽市答志町780番地、答志島架橋建設促進協議会会長、中川 弘、鳥羽市鳥羽3丁目1番1号、全国離島振興鳥羽協議会会長、木田久主一。
 紹介議員は私、浜口一利、橋本真一郎、野村保夫、竹内 久、村山俊幸でございます。
 以下、朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。

 離島架橋の早期実現に関する請願

 請願の趣旨
 本市の離島と本土を結ぶ離島架橋の積極的な推進を図っていただくとともに、特に4離島の中で面積・人口ともに最大である答志島と本土を結ぶ答志島架橋が早期に実現できるよう、力強い働きかけをお願い申し上げます。

 請願の理由
 鳥羽市には、美しい自然と豊かな海の幸に恵まれた神島、答志島、菅島、坂手島の4つの有人離島があり、本市総人口の20%にあたる約4,400人の島民が暮らしています。
 しかしながら、離島であるが故の隔絶性・後進性による本土との格差の中での生活を強いられており、特に救急時や災害時における救急搬送等の面において、本土から手を伸ばせば届きそうな距離にあるものの、海上交通に頼らざるを得ない現状にあり、台風等における強風や高波などの天候に左右されることから、常に不安を感じて生活しております。
 このような格差が生じている中で、離島架橋は、通勤・通学などの日常生活のみならず、救急患者を1秒でも早く本土医療機関に搬送し、大切な命を繋ぐという面や、水産業の盛んな離島においては、鮮度が命である海産物の流通面においても多大な波及効果を生み出すものと考えており、その実現は島民の悲願であります。
 特に、4離島の中で面積と人口が最大である答志島では、3町の島民が一丸となって答志島架橋建設促進協議会を設立し、島をあげて答志島架橋の早期実現に向けて取り組んでいるところです。
 以上の理由から、離島架橋を積極的に推進していただくとともに、特に答志島架橋の早期実現を強く切望するものです。

 平成21年11月26日
 鳥羽市議会議長 中村欣一郎様
 以上でございます。よろしくご審議賜り、ご賛同、ご採択くださいますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。

(全会一致で採択決定)
 

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答志島架橋建設促進協議会