答志島架橋に関する一般質問

三重県議会

「平成12年6月」第2回定例会 06月30日 木田久主一県議会議員


木田久主一県議会議員
最後に、7番目、小浜−桃取間の架橋について質問をいたします。
 答志島の桃取と、本土側の小浜の間に橋をかける、この経費は莫大となると思いますので、切り出すことさえ少々気が引けるわけですけれども、3000人を超える人口を有し、しかも、本土からの距離がそう遠くない答志島桃取への架橋は、県として当然考慮すべき問題ではないでしょうか。波風が強いと、重病人、急病人でさえ病院へ行けない、そんな地域が我々の目と鼻の先にあるのです。伊勢湾口道路の開通という夢があるために、そのまだルートがわからないために、橋をかけるという声が大きくなってこないわけですけれども、答志島に橋をかけて、伊勢湾口道路は菅島ルートにする、そういうことによって万事好都合になるということも言えます。一番費用のかかる大きな課題を最後の質問ということにしたいと思います。離島であることによって、自然環境、人間関係が良好である、そういった特徴があって、橋をかけることが万全であるとは申しませんが、今、離島の人口が減り続けている、そういうことを思いますと、やはりそれなりの施策が大切であると考えております。県のお考えが積極的なものであることを期待して、私の壇上からの質問を終わりたいと思います。
 どうも御清聴ありがとうございました。

県土整備部長(原田禮嘉君)
次に、小浜−答志島間の架橋整備についての御質問がございました。
 県道答志桃取線は、昭和47年に道路法第7条第1項第6号によりまして、離島内の内部振興に資する県道として特に認定された、答志島内で完結する道路でございます。新たに海上部を県道として認定するためには、将来道路として整備することが前提となりますが、現時点では、投資に見合う地域開発等の計画も特にないことから、県道としての路線認定は困難な状況でございます。
 したがいまして、小浜−桃取間の架橋整備につきましては、県道としての路線認定の条件が満足されない限り難しいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
 以上でございます。
 

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答志島架橋建設促進協議会